幹部社員研修 令和時代のマネジメント「1ON1」 経営者にとって幹部社員は最も重要な人材であるにもかかわらず、現場との人間関係をうまく構築できない幹部社員が少なくありません。令和の時代において幹部社員にとって求められるのは、現場の社員1人1人の自主性を尊重した長期目線での関係性づくりです。ビジネスのみならずスポーツの世界においても、選手の自主性を尊重する指導方法が定着してきています。多様性の時代においてはマネジメント手法も変える必要があるのです。そこで注目されているマネジメント手法が1ON1です。 目の前の仕事だけでなく、部下の人生を考える幹部を育てる 1ON1とは、上司と部下が1対1で行う面談のことです。個人主義が強い欧米において、バラバラになりがちな組織をまとめるための手法として欧米では定番のマネジメント手法となっています。日本でも 1on1を導入する企業が増えてきています。評価や管理のための人事面談とは異なり、部下の成長をサポートするための時間が1on1です。 経営者は、社員に毎月給料を払っていますから、自然と「家族意識」が育ちます。しかしながら経営者が社員全員と1ON1をするのは困難です。そこで重要となるのが「幹部社員」です。経営者が幹部社員と思いを共有することで、幹部社員は1人1人の社員の人生を一緒に考える姿勢が身につきます。そのための具体的な手法としておすすめなのが1ON1です。 1on1を通じて上司は、部下がどういうキャリアを考えているのか、どういう悩みを持っているのかということを把握し、部下のサポートを行います。昔で言う「家族経営」の現代版ともいえるでしょう。研修では、1ON1の具体的なやり方をお伝えしながら、実践を通じて1ON1において最も大切な「家族意識」を育てます。